落語を見ることになったきっかけ
落語を見ることになったきっかけは一冊の本でした。
それがこちら
『その落語家、住所不定。タンスはアマゾン、家のない生き方』
新聞の「光文社新書今月の新刊」という広告で見つけました。
題名(と副題)を見てこれは面白い本だ、と思いアマゾンで注文。アマゾンによれば発売日は2019/1/18で広告が出た日は確か2019/1/20でした。
この本が想像を超えて面白かったので、気になって著者をはじめ落語を見に行くようになります。
なぜ面白い本だと思ったのかは、その1年くらい前から「家を持たない人」の話がとても気になってその手のブログを読んだり映画を見たりしてことにはじまります。
映画では『ホームレス ニューヨークと寝た男』が華やかで圧巻でした。
ブログではIT系の仕事をしている2~30代の人の話が主でした。
それまで見聞きした家を持たない人の話は大きく分けると2つです。
- 都会で理想の暮らしがしたいが、高い住居費を払えるだけの収入が得られないのでホームレスをしている(家を持てない)
- ネット環境につながりさえすれば仕事ができるので自由に居場所を変えられる。住居を借りられるがあえて借りず移動するライフスタイルを選択している
さらにブログなどをよく読むと②の中にも移動はそんなにしていない、都内の職場に毎日通うけれど、住居を借りない、毎日数千円の宿泊費で泊まる場所を自由に変える人もいることが分かりました。
毎日の宿泊費の合計が家賃とそう変わらなかったとしても、その中に水道光熱費・掃除やベットメイキングをしてくれる手間賃も含まれており、飲み会で遅くなっても近くに泊まれば良い、旅行する際に二重に家賃(宿泊費)を払う必要がない、のがメリットのようでした。
『その落語家、住所不定。タンスはアマゾン、家のない生き方』は、題名によれば①②のどちらでもない。
落語家ってどんな生活をしているのか全く想像できないけどどうしても読んでみたいと思いました。