広瀬和生 『21世紀落語史』
・広瀬和生『21世紀落語史』を読んで印象に残ったところ
https://honsuki.jp/series/rakugo/2784.html
印象に残った一文は
「重石が取れる」
名人の死の影響の一つとして
下にいた人たちが実力を花開かせていく様を表現していました。
そういうことはあると思いました。
大きな存在だった先人を亡くした時、心細い気持ちになるけれど、自分に何ができるか、誰にも気兼ねなくやりたいことをやってみたいという意欲も生まれると思うのです。
そしてただ上がいなくなったからだけではこうはならないと思うのです。その人が実力を蓄えていたから、準備ができていたからその現象が起きるのでしょう。